2015年09月01日

Chris Botti in Boston  Import Blu-ray

クリス・ボッティを知ったのは、BSの某テレビ番組にゲスト出演されていたのを拝見したのが最初で、
そのときはジャズ寄りのアレンジでモリコーネの代表曲とも言えるシネマパラダイスを演奏なさっており、
それから注目していたのですが、今回紹介するこのChris Botti in Bostonもその流れでYOUTUBEで上げられたVTRを何度も観ており、
ゲストを含めた内容は全て知っていたのですが、何気なくAMAZONでそのパッケージを調べてみると
なんと96khz/24bitの7.1chというリファレンス級の音声収録ソフトだったので、
リージョンコードや価格を一切見ずに即買した次第です。

Chris Botti in Boston


初めて開放された96khz/24bit 7.1chの実力。


使用視聴環境は、JBL studio_monitor 7.1ch
Fr 4311A + Ce 4312B Mk2 + Sr Control 1 + SrB 4206 + LFE ONKYO SL-10

7.1ch

↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -
僕が使用しているSA606XはPCM176khz / 7.1chまで最大で対応できる
仕様なのですが、日本の音楽系ソフトは一部のクラシック系のソフトを
除いて大凡が、ロスレス5.1chの48khz、もっとロークオリティなものでは
PCM2.0chの48khzという仕様なので、殆んどその能力を発揮することが
ありませんでしたが今回このソフトで初めて
96khz/24bitの7.1chの音を初めて聞くことが出来ました。
で、聴いてみた結果は言わずもがな。
今まで観てきた音楽系のBDの音と本作では、
DVDとBDの差くらいはあるでしょうか。
ひとつもふたつも次元が違うように思います。
僕が購入するBDは国外モノが多いので、国内のアーティストが如何なる
クオリティーで自分の作品を出しているのかはあまり存じませんが、
国内で発売すればヒットチャートに毎回躍り出る国内のBDのソフトとしては
僕が唯一今も何となく買い続けているライブBDに水樹奈々さんの
作品群がありますが、これらはDTS MA 5.1ch 48khz収録で、多少は頓着がある
収録内容で、毎度それなりに楽しんで聞いていましたが、
これは全てが全く別次元で比べようがありません。
他の国外ものは音声方式もマルチサラウンドで収録され、
ハイクオリティなものが多いですが、それでもかなりの差があるでしょうか。

毎回このブログでは再生する際にどのようなサラウンドフォーマットやマトリクスプログラムを使用したか…
とか、BASSとTREBLEアッテネータのレベル、或いはソフトごとの各チャンネルのレベル設定の
内容などを書かせて頂いていますが本作は、YAMAHAのYPAOやONKYOのオデッセイプログラムなどの
オートーメーションセッティングを行ったコンポーネントで制御されたスピーカー群であれば、
とりあえず普段生活していると聞けないレベルの音が簡単に鳴ります。
それぐらい恐ろしいクオリティです。


音が尋常でないなら、演奏もまた尋常ではない。



クリス・ボッティ1巨匠ヨーヨー・マとのデュエットで演奏される「ニュー・シネマ・パラダイス」は前述通り
ボッティの得意とする一曲で、ヨーヨー・マのダイナミックなボーイングで繰り広げられる
クラシカルアレンジな前半部と、ジャジーなテイストを用いてバックバンドと共に
ボッティが演奏する繊細な後半部とで異なった趣で演奏され、このテの音楽に特化した
実力を有するJBLのスタジオモニターシリーズの能力が惜しみなく発揮しています。
NY生まれの美女ルシア・ミカレリとの共演で織りなされる 「エマニュエル」 は、
今年2015年にジャカルタで開かれた 「Jakarta International Java Jazz Festival 2015」 でも
キャロライン・キャンベルとともにボッティが演奏した事でも記憶に新しいですが、
本作のルシア・ミカレリとの演奏は言葉に言い表す事ができない感動的なサウンドで、
2014年に公演された 「Chris Botti in Georgia」 でも「シネマパラダイス」と合わせて
甘美な演奏を見せていました。
そしてその原点ともいえる本作ボストン公演の 「エマニュエル」 は、 
「43シリーズのLE26ってこんな音鳴らすツィーターだったのか…」
と十年以上使っているアルニコユニットを配した自分のフロントSPに思うほど新鮮な音であり、
特に一、二弦の高い領域の音は、まるでハイハットを打ち鳴らしたかのような鋭利で
清涼感をもったサウンドであるにも関わらず、ディレイを含め、
各インストセクションのコンソールのレベル設定が絶妙なので、
聞いていてキーキー五月蠅いといったことは全くありません。
ルシア・ミカレリの高い演奏力も相俟って、まるで壮観な協奏曲を聴いているかのような
オーケストラセクションと絶妙な兼ね合いは本当に美しく、秀逸な演奏です。
そしてこちらも美女キャサリン・マクフィーは、そんなルシアとは趣をまた変えて、
ボッティのお洒落なMCの最中から誘うように流れだすオーケストラの軽やかで美しい
クリス・ボッティ2 「アイヴ・ガット・ユー・アンダー・マイ・スキン」 のバック演奏から登場し、
いじらしいほどスタイリッシュでチャーミングに、ボッティの演奏とともに唄い上げます。
嫌なコードが一つとして出てこず、中盤のボッティの弾けるようなフィルインと
そこに持って行くまでのオケのダイナミックレンジを最大限に活かしたパッセージ、
バンドマンたちのアレンジ解釈も全て完璧です。
聞いているコチラはもうひたすら天国にでもいるような最高の気分で、
ただひたすらソファーに座って、超一流の芸術家の技をみることとなります。

更に本作で最も驚かされたのがジョン・メイヤーの甘いボーカルが印象的な
 「グラッド・トゥ・ビー・アンハッピー」 です。
曲頭のブレスポイントでの息遣いと、そこから歌い始めの第一音で、
「これは尋常じゃない音が来るぞ」 とわかるほど高いS/N感を発揮し、
いざ歌い始めてみると120インチのスクリーンが小さく感じられるほどの厚みと
スケールを持ったド迫力のサウンドがやってきます。
しかし、そのド迫力のサウンドも前述のルシア・ミカレリと同様、
稀有な才能と技巧によって、すっかり支配された職人技とも言える歌声なので、
聞いていて疲れることはなく、心地よく、緩やかに聴くことが出来ます。

その他にも稀有な技術をもったシンガーや演奏者たちが登場し、終始楽しませてくれます。
ライブパフォーマンスとしても、ソフトのサラウンドクオリティーにしても、
これほど一流の技が揃っているソフトは未だ嘗て殆んど遭遇したことがなく、
間違いなくマスターピースといえる一作だろうと思っています。
特にロスレスで7.1chを鳴らせるシステムを保有している人には、
全くの自信を持っておすすめできる一枚です。


↓ Related article & External Links ↓
関連記事 & 外部リンク


AMAZON




posted by makomako972 at 05:12| BD  REVIEW | 更新情報をチェックする

2015年07月15日

NANA MIZUKI LIVE THEATER -ACOUSTIC-

遅ればせながら、今回は半月前に初回版で購入した水樹さんの最新BD、
「LIVE THEATER 2015 -ACOUSTIC-」 の話でも書いていきたいと思います。
学生時代からこの人のDVD、BDは初回版で欠かさずに購入しているので、もはや意地で買い続けている感じです。
今回は初のアンプラグド構成ということで、彼女のキャリアの中でも
音楽的な事柄だけでなく、ステージ構成などの視覚的な観点を含め、異色の試みが随所に散見されます。


LIVE THEATER -ACOUSTIC-



全体音数が少ないと、音像が明確に現れる。



使用視聴環境は、JBL studio_monitor 7.1ch
Fr 4311A + Ce 4312B Mk2 + Sr Control 1 + SrB 4206 + LFE ONKYO SL-10


プレーヤー側でビットストリームせずにPCM化し、SA-606Xへ信号転送、
使用サラウンドプログラムはDPL2-Orchestra。 よってサラウンドフォーマット構成は、
Dts MA 5.1ch → L-PCM 5.1ch → DPL2-Orchestra 7.1ch (MATRIX) 

まずは毎度のことですが、音について書いていきたいと思います。
さて、通常のアーティストの方が引き連れるバックバンドの定数から考えると
水樹さんの構成は毎度非常に多く、それに比例して音圧も増し、
厚みのある音が奏でられておるわけですが、今回はアコースティックということで
構成人数も限られ、音数が非常に少ないです。
そのため、一つ一つの楽器の音像が定位に明確に現れ、
同じDts MA 5.1chでも全く異なるテイストのサウンド、サラウンドになっており、
印象としてはMTVアンプラグドなどのVTR盤の音を思い出すような場面もありました。
そのためホール公演では失われがちな音の解像度、速度感が
損なわれず活き活きと流れてきますが、
しかし、セットリスト各曲のアレンジを工夫することで、
時として 「さいたまスーパーアリーナ」 という国内屈指の屋内ホールで
行われている公演であるということを
強烈に思い起こさせる壮大なサラウンドエフェクトを

↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -
感じさせる場面もあり、構成の巧みさが伺えます。
例えばイントロでの弦のピッツィカートが
ボレロのように美しく響く 「Crystal Letter」 では、
Sr、Sr Bまで伸びてくるディレイに、広大な面積をもつステージを
いっぱいに配した弦楽隊の姿と見事にシンクロする重厚感があり、
ハーモニーを奏でるチェロの音色も素晴らしいです。
いままで 「Crystal Letter」 は「LIVE FORMULA」 の
パフォーマンスが最も好きでしたが、
今回はそれを上回る完成度であると私的には感じています。
長閑なミュゼットのように溌剌とした音で奏でられる
中盤のアコーディオンをはじめとしたソリストの演奏では、
打って変わって限定的なリバーブ効果に切り変えられ、
解像度の高さを重視することで容易に音像を捉えることが出来ます。
こういったサラウンドデザインによる恩恵によって、
渡辺格さん愛用のGibson J-200も、カッティング、ピッキング共に、
いつもの公演時よりよりハッキリとその音の姿が捉えることができ、
J-200ファンの私的には思いがけぬ僥倖でした。
そんなことも相俟ってか、今回のBDは歴代の水樹さんが
リリースなさった作品の中でも非常に好きな部類のサウンドデザインですね。



コンセプトとキャパシティの矛盾を斟酌する。



↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -
コメンタリは毎回欠かさず本編視聴後に聴くようにしているのですが、
今回水樹さんが三嶋さんとお話なさる過程で最も
力点が置かれていたのが、上述の課題の克服という問題です。
先ほど書いた通り、MTVアンプラグドなどでもそうである通り、
 (写真右 宇多田ヒカルMTVアンプラグド公演 DD 5.1ch)
アコースティック構成で行われるライブ公演というは、
キャパを限定した場所で小、中規模、程度で行われるのが好ましく、
今回のような超巨大なホールという場面では
今回のようなコンセプトは本来適さない。
演者側からするとディレイやリバーヴによって
各インストセクションがマスター音源を拾いづらくなることで
調和のとれた演奏が困難になるだけでなく、観る側としても動的であることによって
成立するホール公演本来のライブパフォーマンスが、
アコースティックではどうしても静止的な構成になってしまうので、視覚的にも適さない。
こういった問題、特に聴衆に対する視覚的効果という重要課題に
アプローチするべく水樹さんが提示した着想は以下のとおり、

メインステージ以外に複数の性質の異なる小規模舞台を複数配置し、
アコースティックの規模感を崩すこと無く各舞台を適時転換させ、
視覚的に飽きさせないようにする。
更にミュージカルの流れを全体のコンセプトとして付与する事で
複数ある舞台を統一された一つの物語で支配させ、視覚的な転換を施しつつ、
テーマが乱雑で何を見たかわからないような印象になってしまわないようにする。

↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -
などが挙げられるように思います。
これにより、静止的な構成になりがちなアコースティックライブは、
ファンシー、ジャジー、或いはポップだったりする各舞台に
長居すること無く次々に移って行くので観ていて飽きません。
更に各所にはゲストパフォーマーが配されており、
それが各所の個性を生み出す一助となっています。

因みに舞台移動で使用したゴンドラはヴェネツィアで
実際に使用されているものを空輸したそうです。
数年前まで灯里たちと一緒にプリマを目指して
奮起していた自分としては妙に懐かしかったです (←は?)

あと話は二転三転するようですが、今回少し気になったのが、そんな各所の舞台で、
曲の転換中にミュージシャンに楽器を渡すスタッフが
衣装ではなくライブT姿だったということ(笑)
水樹さん本人は勿論のこと、エキストラやミュージシャン各人まで
ヨーロピアンテイストの衣装でバッチリきまっており、
照明やセットも作りこまれているのに
そんな舞台に上がってくるスタッフだけがライブT姿というのはすこ~し惜しい気がします。
特に今回は各舞台の面積が小さいんで、やけにTシャツ姿が目立っています。
(僕が神経質すぎるだけなのかもしれませんが 笑)
全てのステージスタッフに衣装を用意しなくても、彼らに簡易なドレスコードを設けるだけで、
費用をかけること無く相当違和感は緩和できるような気がします。




↓ Related article & External Links ↓
関連記事 & 外部リンク







AMAZON





posted by makomako972 at 01:47| BD  REVIEW | 更新情報をチェックする

2015年07月10日

The Scarlet Pimpernel  宝塚歌劇団星組



benihakobe.JPG




宝塚の公演が好きでちょくちょく観ているということは、
るろうに剣心 星霜編 DVDレビュー記事シェイクスピア文学一括レビュー記事などでも書いたことですが、
今回はその中でも最も気に入っている一作の話でも書きたいと思います。


The Scarlet Pimpernel


因みにこのBD版は単品一万円以上と少々割高ですが、
品質を考えたら非常にお買い得な一品。


他国他劇団の公演



因みに大劇場だけでなく東京宝塚の公演
(同年10月5日公演)、更に世界中で
公演された作品を可能な限り視聴済みです。

アメリカ、ヨーロッパでの三公演、
その中でもオーストリア・バーデンの
演劇団の公演は全場を視聴。
(Darius Merstein Mac-Leod、
Maricel Wolk、Chris Murray、他)
現地の舞台構成は大劇場と同じ
オペラのレイアウトですが、規模が違います。
これは他国の公演全てに言えることですが、
劇場サイズ、出演者総数は、宝塚公演のほうが
総じて約三倍は大きい規模です。
僕はドイツ語が解らないアホアホなので、
脚本、演技は判別しかねますが
編曲や演者の歌唱力の点でも双方とも高品質です。

更に星組公演には 「ひとかけらの勇気」 
などの新譜が、収録されていることを鑑みれば、
世界でも通用する芸術と言えると思います。


バロネス・オルツィによる原作小説。



↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -
ミステリーの要素を含む女流作家の
作であるという事も相俟ってか、
感嘆符や感嘆詞の用い方などに
アガサ・クリスティと近しい色を感じます。

公演との最大の相違は、
ショーヴランのマルグリットに
対する偏愛の情です。
原作のショーヴランは彼女を
任務遂行の道具としか考えておらず、
革命期に双方のイデオロギーに
起因したシンパシーによって刹那的な
恋慕の情が芽生えたとする設定は
潤色によるものですが、
これが短い時間でドラマ性を高める
非常に優れた効果を発揮しています。
原作では冷酷な公安委員でしかなかった彼の
人格に立体感と色彩豊かな人間味が付与され、
魅力ある人物像に仕立て上げられています。

同様の効果はプッチーニの古典オペラ、
「トスカ」 のスカルピア男爵にも見られます。

海外の公演では「Where's the Girl」 の
場面で、歌うショーヴランに一見籠絡されそうになる
マルグリットの振る舞いや仕草が見られるような
演出をとるものもあり、二人の関係は
物語の重要な力点であることが解ります。
何れにしても、のちに柚希さんが演じられる
「ハプスブルクの宝剣」「愛するには短すぎる」
「愛と青春の旅だち」 の各主人公たちのような
プリンスキャラとは異なり、ショーヴランは
独特の悪役なので演技も独特の
奥行きがあって素晴らしいです。

パーシーの人格は原作比でも高い再現度です。
中井美穂さん曰く、
「とうこさんのユーモアセンスが遺憾なく発揮された」
(ネスレ日本公式チャンネル 宝塚☆スタートークより)
と称されたグラパンは原作には登場しませんが、
原作終盤でユダヤ人に化けて公安委員を
欺く場面のエッセンスが内包されており、
そのキャラクタライズにはパーシーのユーモアや、
「大胆不敵さ」を表現することに寄与しており、
安蘭さんのサヨナラショーでも登場していることからも
分かる通り、重要な人格像の一つです。


大劇場の音響システム。



大劇場の音響は東京宝塚とほぼ同じで、
2011年にメインコンソールをStagetecのAurusに、
サブにMeyer SoundのD-Mitriを二機配し
豊富な出力能力と信頼性を確保しており、
この辺りのハイエンドセットアップには
劇団の強力な資本力が窺えます。
更に入力にはマイク25本、オケが約60本、
その他コーラス用、フット用、エフェクターに
エレベーター・マイクで計約130CHほどと
劇団のシステムとしては異様なチャンネル数。

宝塚大劇場のSPメインシステムは、
左右各13台の M’elodie サイドカラムアレイ、
さらに頭上のプロセニアムL/C/Rシステムとして
MICA×7台+M’elodie×3台で構成された
ラインアレイが設置され、低域には700-HP×10台、
6台はプロセに、2台ずつが各サイドアレイと
一緒に設置されており、その他様々な
システムがインストールされています。

更に大劇場とバウホールの総ての公演の模様を
収録できる能力を持つ専用スタジオ設備も劇場に
併設されており、ここは30名以上のプレーヤーを
収容できる日本屈指の規模を持つそうです。


ブルーレイ版の音響、画質。



TOCのソフトは音が恐ろしくベタ凪で、
収録音声方式はLPCM 2CH (48KHz 16bit)一択。
要因はマイクでなくライン入力を
マスターのベースにしているからだそうで、
高いS/N感を伴った音でもあります。

よって唯一のウィークポイントは
スケール感ということになり、そこを
D pro logicⅡ等のサラウンドマトリクスを
使用することで補います。
更にTREBLEアッテネータを強くし、
BASSレベルを少し盛り、音に迫力と勢いを加え、
高い臨場感を演出するのも有効です

上述の設定ではオケや演者の声などの

↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -
周波数帯の音はサラウンドCHに僅かに音を
振る程度で、Sr B CHは殆んど使用しません。
95%以上はFrとCnの3chで担い、
残りの数%をサラウンドCHが受け持ちますが、
第一幕でパーシー (炎の中へ) の一場で
SEとして流れる雷の音などの迫力を重視して
演出家が仕込んだ音などは、
LFEを含めた8本のスピーカー全てが
かなりの勢いで唸ってくれます。
とはいえ音響設計の基本は穏やかなので
通常のソフトよりも音量は大きめにして
試聴することが望ましいように思われます。 
マルチサラウンドシアターシステムを
駆使して宝塚歌劇の魅力を最大限に
発揮するための音響としては、
この辺りがベストでしょうか。


・映像のクオリティ。


画質に関しては非の打ち所がないクオリティです。
フルHDのプロジェクターを用いているとはいえ120インチのスクリーンで
観ていても全く粗が無いので、解像度が高いということも当然言えるのでしょうが、
フレームレートが高く、俊敏な動きをする演者やそれによって動く豪奢な
衣装の端々にまで、妙なノイズが残ったりすることもなく、
急な横パンなどのカメラワークなどもLCDで観ている際特有のコマ落ちなどもありません。
とても二百分近くの映像が一枚の板に収録された
映像とは思えない低圧縮を感じさせる映像です。
なので演者の額に浮かぶ汗の雫もハッキリと確認することができます。
特にずっと出ずっぱなとうこさんの汗はすごい。
観ているこちらにまで彼女を照らす大劇場のピンスポの炎のような熱が伝わってきます。


音楽。




ワイルドホーンの音楽についても感じたことを書いてみたいと思います。
この際、本国のサントラ版を全曲繰り返し聴いてみたのですが、
この宝塚公演と違いが意外と多くあり、興味深かったです。
まず真っ先に感じたのは、日本語と他国語のヴァリエーションの違いです。
これは本公演に限ったことではなく、
大抵の海外産のミュージカルでも感じていたことですが、
台詞の情報量を時として数小節で説明しなければならない
ミュージカルの音楽は、主旋律に配置された一音に対して
割り当てられるワードの総数が多くなって
捲し立て気味に歌わなければならない局面がありますが、
そうなってくると一つの概念に多種多様の言葉がある日本語は
短くしなければならないセンテンスの音に割り当てる場合には短い表現の言葉を、
反対に長いセンテンスには長い表現の言葉を
自在に割り当てられるので融通が効く場合があり、
本公演での代表曲の一つ、ちえさんが一幕で歌われた
「君はどこに」の歌い出し一~四小節までなんかが
そういった言語の相違が顕著に現れており、
日本語の持つユーティリティの高さが発揮されているように思います。




(演奏してみた) 君はどこに  Where's the Girl ?





というわけで (どういうわけだ?) 劇中で柚希礼音さんが熱唱されていた
Where's the Girl ? (邦題:君はどこに) を演奏してみました。
ワイルドホーンの曲には独特のリズムがあり、
特にベース音が僕にとっては複雑で左手はかなり困惑しました。
動画内の説明欄でも書いていることですが、譜面を入手出来なかったので
耳コピで採譜し、録音後に転調させているので元の音とは違っています。
歌唱用アレンジ譜なので繰り返しが多く、暗譜自体は直ぐに済み、
録音も全体的に音が低い傾向の曲なので
いつもよりも録音レベルを大きくして
収録できたのでそこはありがたかったですが、
毎度のことながら曲の素晴らしさに反比例する酷い演奏です。



Mon Bijou  (collection of photographs)


↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -


さて、ついでにヅカ関連、特に星スカピンのキャストに関連した
グッズとして持っているものの事もついでに書いてみたいと思います。
と言ってもこの場合は遠野さんだけですが…笑

白羽ゆりさんはこの写真集で共演 (?) されている遠野さんが
トップ娘役に就任するまで、湖月わたるさんとともに星組を率いていた
ジェンヌさんで、共に天才揃いの84期生です。かなみさんは可憐な娘役として、
あさこさんと共に月組のトップとして活躍されましたね。
この記事の冒頭で遠野さんについても書いたことですが、
僕はカチャが演じた月エリザも勿論大好きですが、かなみさんが
もう少し粘っていてくれれば彼女のエリザを見れたかと思うと
些かそんなお姿も気になるところではありますでしょうか。
白羽ゆりさんは後に雪でエリザを演じることが出来たので、
その点では満足していたりもするのですが。
その他、思いつく限りで三人に関連する演目としては、白羽さんと
遠野さんが共演なさった 「コパカバーナ」。 更に同じグウェンドレンを
遠野さんとかなみさんがそれぞれ花と月で演じた 「Ernest in Love」
などが思い起こされますでしょうか。 
探せばもっとあるんでしょうが僕の知る限りはこれくらい。
というわけでこの写真集はそんな美貌と歌ウマを兼ね備えたトップ娘役三人の、
和服、ドレス、スーツ姿など様々な
ヴァリエーションのお姿を拝見できる貴重なコンテンツです。




↓ Related article & External Links ↓
関連記事 & 外部リンク


Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
ファントム  初演、再演、再々演
Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
3ヶ国公演で見るロミオとジュリエット
Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
激情 -ホセとカルメン-
Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
赤と黒  星組公演


AMAZON



タグ:宝塚歌劇
posted by makomako972 at 03:47| BD  REVIEW | 更新情報をチェックする

2015年04月01日

NANA MIZUKI LIVE FLIGHT×FLIGHT+

「更新が面倒くさいときはサボったっていいじゃない。だって人間だもの。」

これがダメ人間アワードとクソ人間オブザイヤーに毎年輝く当ブログの管理人makomako972の運営哲学なのですが、
今回はいつもよりも少し期間が長くなってしましました。
しかし一ヶ月半以上更新していなかったにもかかわらず、月間訪問者数は先月も過去最高を更新していました。(なんでだ?)
ひとつ要因として考えられるのが、2014年総括の記事内の "ブログ" の項目で書いたコンテンツSEOへフォーカスした
記事構成に切り替えた効果が出ているのかもしれませんが、如何せん情報不足で断定的なことは言えません。
何はともあれ、一般的にこういったブランクというのは、何か日常生活が忙しくてブログの更新にまで手が回らない!などの要因で
起こりうる事態なのでしょうが、例によって僕の場合、
yarukinai 005.JPGという理由で止まっていただけで、
相変わらず新しいことは何もせず、ゲーム&睡眠という生活です。
でもいいんです。いつかどこかの誰かが僕に一億円くらいをポンとくれる日が来るはずです。

今は、それを信じてがむしゃらに生きるだけ ――


さて、そんな話は兎も角、今回は今年一月に発売された水樹奈々さんのBD、
"NANA MIZUKI LIVE FLIGHT×FLIGHT+" を観た時の事を、甚だ時期はずれながら書いてみたいなと、こう思っとるわけです。

DSC05139[1].jpg



最早、水樹さんのライブを観るためだけのシステム


trueHD時代を経て、DTS MA方式が採られる
今作のサラウンドもS/N感が高く上々です。
DISC1&2の横浜スタジアム公演は2回視聴し、
一回目はONKYOのワイヤレスサラウンドヘッドホンMHP-AV1を用い、
二回目はメインの120インチサウンドスクリーンJBL7.1chで観ました。
(写真一枚目 マウスホバーでスクリーンが上昇します。) 前回の作品
"NANA MIZUKI LIVE CIRCUS×CIRCUS+×WINTER FESTA" のレビューでも
書いたことですが、サラウンドヘッドホンでの視聴時は、
演奏時とMC時のダイナミックレンジの広さをあまり気にせずに観ることが出来るのが、
この手の製品で試聴するメリットである…ということを書きましたが、
それは今作に於いても概ね同様であるようです。
サラウンドの草創期の頃からDOLBY社のマルチサラウンドフォーマットは、
DRがDTSに比べショートレンジであったため、
映画のDVDなどでも安心して観ることが出来るのですが、
DTSは様々な要因があってワイドレンジになっており、
台詞のシーンにレベルを合わせて観ていると、
突如現れる爆発シーンでシアタールームがひっくり返るくらいの
大音量が流れてきて肝を冷やすことがあります。
そういった性質はロスレス時代のフォーマットになっても継承されているのか、
比較的一定のレベルを維持し続ける今作のような音楽系のコンテンツでも、
DTSはレンジが広いような印象が私的にはあります (あくまで私的に…ですが)
なのでメインシステムでこういったフォーマットの
コンテンツを限界レベルのボリュームで試聴する時は、
アンプやSWのアッテネータでバスレベルを意図的に絞ったり、
サラウンドアンプにプリセットされている 「レイトモード」
いわゆる夜間仕様を敢えて使用することで近隣への影響に配慮できます。
とはいえ、ウチのシアターシステムは、
いざ観ようと思えばサラウンドアンプ TX-SA606Xパワーアンプ M-10X
アクティブSW SL-10のスイッチを入れたり
スクリーンを降ろしてプロジェクターのスイッチを入れたりと、
ソファに座り視聴体制に入るまで三分位は準備時間が必要で、
ついつい買ってきたBDなどはサブシステムである
テレビ+プリメイン+ブックシェルフのほうで観てしまいますが、
水樹奈々さんの作品は取り分け気合を入れて見たい作品なので、
レイトモードは使用せず、キチッと機材の暖気を行ったり
視聴中の飲食物を用意したりと万全の体制で見ています。
何だかんだで百万円ほど注ぎ込んだシステムですが、
今は水樹さんの作品を観るためだけの存在となっています。



翔ぶ奈々さんとキレッキレの課長。



今回の目玉は何と言ってもアメリカ専門チームの監督の元で

↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -

繰り広げられるワイヤーアクションでしょうか。
過去にはLIVE FIGHTERのAstrogationなんかでも縦横のモーションはあったのですが、
今回は縦横に加え右左にと自由自在に飛翔していて非常に躍動感があります。
彼女のライブでは、時には翔んだり、時には足場が伸びたり、またある時には、
立て付けのセットの最長部だったりと、毎度高い場所から絶唱しており、
それがコメンタリ収録で、水樹さんと一緒に観る三島プロデューサーの
「僕はむりやわ」 という台詞と共に毎度お約束の流れに
なっているのですが、今作のワイヤーアクションは120インチの
スクリーンで見ていたのも相俟ってか思わず 「僕もむりやわ」 と思いました。

さて、それと同時に印象的だったのが有野さんでしょうか。
ピンポイントのVTR出演でも一つ一つのボケがスゴイ確率で決まっていっています。
TMさんとのコラボネタからネットラジオ時代から続く彼女の体型弄り、
将又、LIVE FLIGHTに因んでゲームセンターCXでの「パイロットウイングス」ネタを
投入したりと、フィールドの異なる内輪ネタを
如才無く「水樹奈々」というキーワードに絡ませて言葉巧みに笑いを取っていきます。
イジられた当の奈々さんも「失礼しちゃうわ!」という古式ゆかしい
印象的なツッコミを筆頭に、一つ一つのリアクションにとっても愛嬌があるので、
結果的には聴衆に魅力的に映るわけですから、双方にとってWINWINな
ショートコントに仕上がっています。 場数を踏んだ芸歴の長いプロの高い技術です。
僕も昔から思ってました。水樹さんはライブで躍動する姿も魅力的だし、
それは声優として様々な場で活躍している姿もまた然りなのですが、
私的に彼女はスマギャンの番組企画で後輩の美里さんにイジメられて
半泣きになっている時が最も活き活きと光り輝いている瞬間だということを(笑)


ミラクルフライト。


↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -

美しい衣装を着て、聴衆の声援を浴び、
躍動する様々な女性アーティストやアイドルの方を、
テレビ番組などを通じて日々拝見させて頂くのですが
そんな方々の中でも私的に拝見していて最も魅力を感じる瞬間は、

「これが、これこそが私の本当に見せたいものなのだ!」

という本人の欣然とした強い意思表示を感じた時です。
無知蒙昧な僕なんかがエラそうに言うようで恐縮ですが、
一部の方にはプロデューサーの指令に唯々諾々と盲従せざる負えない方や、
今の活動は将来モデルや女優などの他の表現形態へ移行するための
ステップであるとして、本来の自分の表現欲求と異なるパフォーマンスを衒っていたり、
そういった部分が少し見え隠れする方がいますが、
斯様な方を観ていると、自分自身の欲求と他者との意向の狭間で
逼塞感を感じているように勝手にこちらが取ってしまい、
「あなたの本当にやりたいことは何なのでしょう?それを僕は見たいし応援したい。」
と思わず言ってしまいそうになることがあります。

さて、上述の論を踏まえて僕が水樹さんのライブに魅力を感じているのは、
「彼女自身が本当に見せたいと願ったものを聴衆は観ている」
と強烈なまでに截然と感じるからだということになります。

↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -
まあこれは僕が勝手に彼女の自伝や過去のメディアを
通じた発言などから導き出した印象に過ぎないので、
実は錯覚で、本当のところは違うのかもしれませんが。
(僕は水樹奈々本人ではないので 笑)
何れにしても、このブログで前回アップした
パウロ・コエーリョの小説 「アルケミスト」のレビューでも
書かせていただいたことですが、晴れ晴れと自分のしたい事を職業として、
責任を負った上で自分自身の意向を大きく反映した舞台で活躍する女性というのは、
僕にとって、その内容の良し悪しを別として、まず美しく、魅力的に映ります。
語弊の無いように言っておくと、
これは水樹さんのパフォーマンスのレベルが低いということを言っているのではなく、
例えば今作で挙げるなら、シンガポール公演に於いて現地のお客さんから
突如振られたフラッグで観客席が青一色になった姿に
感激しながら歌う姿や、横浜公演でも

「今回のライブがフライトに決まってからまず一番に歌おうと思った」

と語ってから力いっぱい歌う彼女の
ミラクルフライトを観たり聴いたりしていると、

「君~本当にこの仕事が好きだねぇー!僕はそんな君が好きサ!!」

などと意味不明なことを言いたくなるくらい、
彼女の強いアイデンティティや幸福感を感じる次第です。



↓ Related article & External Links ↓
関連記事 & 外部リンク


(wikipedia) NANA MIZUKI      (Official HP) NANAPARTY

YOU TUBE


Official YOUTUBE CH、NANA MIZUKI LIVE FLIGHT Digest & ETERNAL BLAZE(LIVE CIRCUS 2013 in Seibu Dome)





AMAZON



posted by makomako972 at 06:28| BD  REVIEW | 更新情報をチェックする

2014年06月04日

NANA MIZUKI LIVE CIRCUS×CIRCUS+×WINTER FESTA

ここ数日はこのBDを見ていました。
と、いうわけで今回はそんなUNIONツアーから一年経た2013年のCIRCUS 2013とCIRCUS+、
更にNANA WINTER FESTA 2014の模様を収録したこちらの話でもしたいと思います。

CIRCUS×CIRCUS+×WINTER FESTA



ヘッドホンと膨大な収録時間。



MHP-AV1

↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -
しかしながら、今回このBDが発売されたときは夕方六時に起床し朝の七時に寝る…
という夜行性の生活をしていたので、7.1chのサラウンドシステムは使用せず、
サウンドスクリーンのみを使用し、
音声はONKYOのサラウンドヘッドホンMHP-AV1で視聴しました。

ライブ中、水樹さんがヘッドセットを使用している時と
ハンドマイクを使用している時の音質の差異が極端に鮮明になっている感はありますが
逆に、SP使用時に起こりやすい「MCの時と演奏中とのボリュームのダイナミックレンジ」
を気にしなくてもいいのでその点では楽な視聴環境でした。

収録内容は前述通りCIRCUS 2013 西武ドーム公演がBD二枚に
4.5時間ぶん完全収録され、
DISC3にはCIRCUS+(台湾公演)(3.5時間弱)が収録されています。
更に各々のサブトラックには毎度お馴染みとなっている
オーディオコメンタリーが収録されているので必然的に視聴時間は二倍となり、
DISC1,2,3を完全網羅するには16時間余りの時間が必要となります。
そこにNANA WINTER FESTA 2014の模様(3,3時間)を
収録したDISC4も付属するので、
なんだかんだで全て見ようと思うと20時間は掛かりますでしょうか。
これだけ収録して価格は9250円+税と良心的でいいのですが、
楽しいだけに全て見るのが大変です。
そんなわけで、メイントラックを視聴しているときはスクリーン+ヘッドホン。
サブトラックと各特典収録はサブシステムで視聴しました。


三島さんのプロディース哲学。



深愛

↓ Full-Resolution ↓

Photography by makomako972
↓ Return to top page ↓
http://makomako972.seesaa.net/

- CLICK TO ENLARGE -
というわけで、内容に触れていきたいと思います。
前回は花火が強烈でしたが、今回最も面白かったのがNANA FESで
吊し上げの刑に処される三嶋さんでしょうか(笑)
以前記事に書いた通り、
僕も夏恋模様はとっても好きな曲なので、
熱唱する三嶋さんは何とも面白かったです。
何はともあれ、アイドルとしての支持層も含んでいる水樹さんのイベントで
MCを誰に頼むか…というのは通常であれば中々シビアな問題なのでしょうが、
彼女のファンから高い支持を既に得ているプロデューサーの三嶋さん自身が
その作業を行うことができるというのは双方の心理的事情や予算的な事情からも
非常に有利な話で、尚且つ司会進行の手腕も素晴らしく、サブカル系イベントで
度々見受けられる、聴衆に妙なハラハラ、ヒヤヒヤ感を与える司会者のような
趣もなくコミカルに進行していました。
しかし、会場で水樹さんのファンから良い様に弄ばれていた
あの三嶋章夫というプロデューサーは
"アーティストプロデュース"というフィールドでは神懸かり的な才能を発揮します。
僕自身十年ほど前からこの三嶋さんの行うアーティストプロデュースというのを
一人のファンとして拝見してきましたが、彼の

「石橋を叩いて叩いて、その見通しうる遥か先まで安全が
確認できるようになるまでは、決して自分のアーティストを渡らせない」


というような姿勢は過去を振り返っても悉く奏功しており、
「内容どうこうよりまず名前を知ってもらえ」というポリシーの元、
テレビ局に自分のタレントを安易に売り込む傾向が少なからずある現在の芸能界に於いて
その場面場面で状況を仔細に検め、本当に担当タレントのキャリアアップに
繋がる仕事にしか手を出さず、水樹さんをここまで成長させたその先見眼と
洞察力はまさしく名参謀の業と言えるでしょうか。
更にそれだけ大切に扱っていながら、不動の人気を博した彼女を猫可愛がりしたり、
妙に諂ったりせず、今でも水樹さんのライブパフォーマンスに欠陥があると
ライブ終了後開口一番「今日、最悪やったね」と冷徹に指導できる二面性も
持ち合わせており、巧みに水樹さんの仕事の品質をスタビライズしています(水樹奈々著 深愛 第二百十二項より)
彼女の成功を題材にした、或は取材した番組や雑誌では水樹さんの稀有な黽勉さや実直さに
フォーカスされることが多いですが、改めてこれら彼女の類まれな能力は、
三嶋章夫という名プロデューサーの斯様な手腕があって初めて完全に機能しているのだ…
ということを僕たちは知ることができます。
今回の台湾公演の模様を収録したDISC3のオーディオコメンタリでも、
三嶋さんたちが公演を決めた台北にある会場のキャパの小ささに
現地のスタッフやファンたちから少なからず不満の声があった…
という内容の話もある意味ではそういった彼の慎重な姿勢を
裏付ける証左たる事象かなとも思いますね。

さて、当の水樹さんのパフォーマンスですが今回も素晴らしかったと思います。
これに関しては僕は彼女のファンなので余程のことが起こらない限りは
「今回はイマイチだった」などという感想は出てこないですから、
幾ら本気で素晴らしいって力説しても仕様がないことなので割愛しますが、
しかしステージの上で躍動する彼女は本当に見ていて飽きませんね~。
特にあの人のふとももはたまらんです。今回も二十時間、
退屈せずに見れたかなりの要因であることは間違いないですかネ。

何はともあれ、人を惹き付ける特殊な魔力みたいなものをもった
タレントだなと改めて感じました。
(こういう言い方するとふとももに魔力があるみたいなことになっちゃいますが)



↓ Related article & External Links ↓
関連記事 & 外部リンク



YOU TUBE


Official YOUTUBE CH、NANA MIZUKI LIVE CIRCUS Digest & ETERNAL BLAZE(LIVE CIRCUS 2013 in Seibu Dome)

 


AMAZON



posted by makomako972 at 05:19| BD  REVIEW | 更新情報をチェックする


other con[1].jpg



DSC05355[2A].JPG
財布とカード類の選定
DSC05355[2A].JPG
楽器演奏動画の
紹介
DSC05355[2A].JPG
ビアンキの
ロードを買う
DSC05355[2A].JPG
100冊読書の記録。


DSC05355[2A].JPG
自作、工作したもの。
DSC05355[2A].JPG
オススメCDの一覧。
DSC05355[2A].JPG
オススメBDソフト一覧
DSC05355[2A].JPG
シアターシステム紹介。


DSC05355[2A].JPG
法務大臣からの感謝状
DSC05355[2A].JPG
東京マルイ H&K PSG-1
DSC05355[2A].JPG
YAMAHA
U3A
DSC05355[2A].JPG
デスクの小物たち。







my bikes[1][1].jpg



Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
Harley
Sportster
Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
DUCATI
SS900
Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
YAMAHA
FZ400
Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
YAMAHA
JOG ZR
Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
HONDA
NSR250
  
Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
KAWASAKI
ZEP 750
  
Recommended Article
DSC05355[2A].JPG
HONDA
SPADA 250


latest article[1].jpg


最近の記事