2016年04月11日

クラシックピアノ音楽への興味が再燃する。

ウクライナ人ピアニスト、アンナ・フェドロヴァが、ラフマニノフの
ピアコン3番をYouTubeのCHで公開したという情報を今更ながら
キャッチしたので、早速聴いてみたら素晴らしい演奏で感激しました。
そんな感情に呼応してか、再びピアノクラシック音楽熱が再燃してきたので、
今回は手持ちのCD等から取り分け名盤と言われている
作品の音質やらについて書いてみたいと思います。






PIANO CONCERTO 2&3 S.Rachmaninov



私的に二番は人類の生み出した音楽の中で
最高峰に属する一作だと思っているくらい
全楽章とも好きなのですが、
三番はスネアが追加されることで迫力が増し、
序盤に衝撃的なカデンツァが挿入されるなど、
ピアノの個性がシンボリックに提示されており、
更に二楽章からアタッカで繋がれる三楽章は
終盤のクライマックスでラフマニノフらしい、
美しい旋律がいくつも出てきて感動的です。

因みに僕はこの3番をヘルフゴットの半生を描いた
1996年公開の映画『シャイン』で知りました。


・ワイセンベルク&カラヤン


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手持ちのCDで協奏曲二番は右の二枚。
ワイセンベルク&カラヤンという定番の
組み合わせですが、実際に演奏は
木管楽器の鳴らし方の解釈を変えるなどして
独創的なオーケストラの構成に
仕上げており、ワイセンベルクの技巧的な
演奏がそこに合わさることで、
完成度の高い演奏が実現されています。

EMI Classic24bitリマスタリング収録で、
高いS/N感を発揮しています。
とは言え所詮はCDなのでハイレゾ環境での
リマスタリングも、従来のサンプルレートと
ビット深度のスポイルされるのですが、
PCのHDCDの視聴テストでも書いた通り多少の違いはあります。
二楽章の静謐な音楽と三楽章の壮大な
オーケストレーションとの最大レンジ差も聴きどころでしょうか。


・スルタノフ&マキシム・ショスタコーヴィッチ


もう一枚はラフマニノフと同じロシア(厳密に言えばソヴィエト)出身であるスルタノフと
ロンドン交響楽団のマキシム・ショスタコーヴィッチによって生み出される二番です。
後のルービンシュタインの章でも書きますが、同じ国出身という背景は強いです。
強烈と言っても差し支えないでしょう。

その他、2番の奏者としては、上述のアンナ・フェドロヴァ、ラン・ラン、辻井伸行、
エレーヌ・グリモー、そしてラフマニノフ本人の演奏なども
YouTube等を通じて日頃から拝聴しております。



ショパン × ルービンシュタイン



・ノクターン集


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1965年8月30日、ローマのRCAスタジオAで
収録されたノクターン集で、購入した当時、
自分がピアノのレッスンで夜想曲集の一部を
やってたので参考にした一枚。

20Bitリマスタリング収録で音の解像度は良好。
一音一音、確かな音像を捉えることが出来ます。
当時は練習の参考に当時購入した
「ショパン・ノクターン演奏の手引」 (写真二枚目)
(ヨセフ ゴロッホ&ピーター コラジオ)
と譜面を参照しながら視覚的な
観点からよく聴いていました。
演奏の品質は言わずもがな、
激しい曲でその真価を発揮するピアニストだという
同氏に対する私的な認識が吹き飛んだ珠玉の一枚です。


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・「Various Piano Works」


中央のは中古CDショップで手に入れた一枚で、
パッケージにデカデカと刻印された
「96khz/24bitリマスタードレコーディング」
の文字につられて購入したものの、最大レンジで
音割れするという酷い録音内容で、
コレだったら普通のオムニバスを
購入したほうがいいと後悔した一枚。
国内盤ではないですが注意が必要です。


・「The Chopin I Love」


一番左の「The Chopin I Love」は
同氏のベスト盤的一枚で、
有名ドコロの曲ばかりを収録した
秀逸なセットリスト、
更に録音もカーネギーや
マンハッタンセンターなど、
これまた名所ばかりで贅沢な一枚です。
収録形式はRCAの20Bitリマスタリング。
やはりこの中で最も強烈な印象と
感動を受けるのが同氏が、
1964年3月6日カーネギーホールで演奏した
「英雄ポロネーズ」 です。
ナショナリズム溢れる同郷の
民族音楽スタイルであるポロネーズを
演奏するルービンシュタインの音は正しく
威風堂々、百戦錬磨の
力強い英雄の姿を彷彿とさせます。




ラ・カンパネラ


・奇蹟のカンパネラ フジコ・ヘミング (写真右)

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同氏のピアニズムには慈愛の念を強烈に感じます。
それは「革命のエチュード」のように男性的な
愛国主義からくる義憤、時として自意識を
表明する手段として用いられる民族主義的な
激しい感情が渦巻く曲ですら感じられます。
しかし、だからとって空々しい演奏ではなく
彼女の演奏だけが持ちうる解釈によって
全体が支配されており、そういった意味では
彼女の演奏するカンパネラも独自性の強い芸術です。

・11人のピアニストによるカンパネラ

リストのパガニーニによる
大練習曲 S141第三曲を
11人のピアニストが弾いた
音源を収録したマニアな一枚です。
ですので11トラックはすべて同曲。
しかし、同じ曲と言っても
奏者によって30秒以上の差があったり、
そもそも違う音を選択していたりと
各々は全く異なる曲となっています。
曲の多様性や本質的な魅力に傾倒するという
意味では手っ取り早い一作となります。

説明書きでは20bit/88.2khz信号処理でマスタリングされているのでオリジナルソースの
再現度の高さや、パワフルかつ繊細なサウンドイメージを再現しているとのことで、
年代が異なる音源であることを差し引いてもそれなりに良い品質ではあると思います。 
ま、アカデミックなコンセプトで出来た作品集なのでリファレンス盤にはならないでしょうが。


ショパン  ワルツ、ポロネーズ、その他


・image classique  Variable Artist

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著名なピアニストたちが演奏した、
ショパンの名録音をオムニバス収録した一作。
二枚組25トラック収録で二千円という低価格です。

洋物CDやこういったクラシックCDもそうですが、
ヨーロッパで発売されたリージョンフリーの
BDなどもロスレスの7.1ch収録された上質な作品が
千円程度で個人輸入できるというのは嬉しいことです。
反対に僕が関心の無い国内のアイドルや
アーティスト、アニメーションのCDやBDが
48khzのステレオ収録なんかでその三倍以上の
価格で売られているというのは
他人事ながら、買う人大変だな~と思う次第。


・ワルツ集 ウラディーミル・アシュケナージ

ショパンピアノコンクール2位入賞、エリザベート国際及びチャイコフスキー国際の優勝など
輝かしい経歴をもつ偉大なピアニストである同氏ですが、
NHKで放送されているN響の定期公演をよく拝見していたからか
私的な印象としてはピアニストというよりもコンダクターのイメージが強い次第です。
さらにピアニスト、指揮者だけでなく室内楽にも造詣が深いなど、
やはりロシア、ソヴィエト人の芸術観は凄まじいな…と改めてこう思うわけです。
チャイコフスキー、ラフマニノフ、モスクワ音楽院に、前回紹介させて頂いた
マリインスキーのバレエ然り、改めて世界最高の音楽家輩出国だなとしみじみ感じます。

さて、ワルツ集ですが、自分は聴き専で、自分で演奏したことがあるといえば
1番の大円舞曲、「仔犬」などミーハーなラインナップですが、それも面倒で途中で
投げ出した覚えがあるという悲惨な黒歴史があります。
肝心のアシュケナージの演奏に関してもそんな人間がどうこう言えるような立場じゃないし、
実際に素晴らしい音が鳴っているので何も云うことなしでしょうか。
録音の解像度レベルも良好です。 



・ポロネーズ集  マウリツィオ・ポリーニ


右はマウリツィオ・ポリーニのポロネーズ集。
ポロネーズ集は三番の「軍隊」、
六番の「英雄」、そして七番の「幻想」など
クラシックピアノの知識に明るくない
一般の人でも知っている名曲を収録した傑作です。

そんな強豪揃いの中にあって、
私的に「英雄」と並んで好きなのが、
中間部にマズルカを取り入れ、
異彩を放つ五番「Tragic」です。
(右動画 奏者:山辺絵里)
総演奏に10分~11分を要する
「幻想」に並ぶ大曲で、序盤と終盤の
破滅的なまでの悲壮感と破滅感は
ピアノの詩人と言われた
ショパンでなければ到達できない
深遠な叙情性を隅々にまで内包させた
一曲で同じ曲構成を有しながら
「英雄」とここまでテイストの異なる
作品を生み出す多様性…という観点からも
瞠目すべき魅力が見いだせる一曲です。



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2013年10月25日

今更、夏恋模様が良い曲だと気付いたワタクシ。

さてさて、台風ばかりで“天高く馬肥ゆる秋”とやらが待ち遠しい今日この頃ですが、
最近、仕事中に聴くCDを水樹奈々さんのIMPACT EXCITERに変更しまして、その中の一曲がとても気になったのでその話でも書きたいと思います。

IMPACT EXCITER

基本的に収録されている曲は全て気に入っているんですが、
このCDを購入した当時は特にNEXT ARCADIAや7月7日など制作者側が取り分け力を入れた曲、
或いは恋の抑止力やDon't be long、PHANTOM MINDSなどのタイアップ曲を特に気に入って聴いていました。
しかし今回の再聴で私的に人気急上昇なのが


karen.JPG


です。

何です?気付くのおせーよ!って?わかってますヨ(笑)
夏恋模様といえば水樹さんのプロデューサーでありキングレコード第三クリエイティブ本部長でもある三島章夫さんが、
BDのコメンタリでことある事に 「ええわぁ~、泣くわぁ~」 と仰っているのが印象的な曲で、最早、夏恋模様=三島P という印象すら私的にあるワケですが、
僕自身、この曲が殊更に好きな曲…というわけではなかったんですね。
勿論嫌いというわけでもなく、良い曲が多い奈々ソンの一曲…くらいに考えていました。
ところが今回改めて聴いてみると、「あれれ、この曲メッチャええやん…ってかメッチャ切ないやん」 と今更ながら気付きました(笑)


純情、純粋が持つ稀有な魅力。


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世界的ベストセラー小説キャッチャーインザライのレビュー擬きを
以前書かせていただいたときに、サリンジャー作品を考察する上で
彼自身の内面に常に存在した「イノセントの渇望」というポイントが
読解する上で非常に重要なテーマとなっている…という見解を、
村上春樹さんが解説本でご指摘なさっていた…というような話を書きましたが、
そういった類の欲求は誰しもの心の内に多少なりとも存在しているものなんだろう…
というようなことをこういう曲を聴いていると思います。

例えば僕なんかの場合、町中を車で走っているとき、
横目に社会人同士のカップルを見かけても特に何も感じないのに、
学生服を着た少年少女が、自転車に乗って走っている姿を
見たときには特殊な迫力を感じたりすることがあります。
これも一種そういう感情なのかなという気がしますが…、
単にノスタルジックなのか、後悔か、
過ぎ去った時間への些細な憧憬なのか…将又応援したいのか…
よーわかりませんが様々な思いが澎湃している事は確かです。



歌詞が示す郷愁。環境の「変化」と「不変」



この曲の歌詞も、そんな青春時代に体験した恋物語を回想する人の心情を描いた内容なのですが、
私的に面白いなと感じたのが“変化することに対する消失感”“変化しないことに対する消失感”が混在していているところです。
例えばAメロ後半、

”毎日通ってた バス停も今はきれいになって なんとなく さみしく感じた”

という部分では、環境が変化したことによって自分の想い出が失われたかのような空虚感が示されていますが、反対に二番Bメロでは、

”むかし乗ってた自転車で あの道まで駆け下りたら 変わらなくて 眩しすぎて だから切なくて 目を閉じたよ”

という描写が出てきます。変化していない環境がもたらした”あの頃の自分はもういない”という消失感が現れていますね。
この二律背反とも言える二つの状況認識は、回想している今の自分が如何なる状況であるか…と云うこととは無関係に、
青春時代の想い出は回想する度、悲愴的な感情が湧き起こるほど可憐で美しい。
ってなことをとっても簡単な言葉でありながら抒情性豊かに表現した秀逸なフレーズだと思います。


回想に於ける「消失感」の認識。


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例えば部屋を清掃中、偶然発見した母校の
卒業写真を休憩がてらに開いたとき自分たちの後ろに写った校舎の佇まいや、
サビだらけの扉、塗料が剥がれた壁、或いは教室に置いてある机の傷だったりを
見ると何となく寂しい気分になるくせに、久々に母校の前を車で走ったとき、
車の窓から見える校舎が綺麗に改装されているのを見たりなんかすると
それはそれでやっぱり少し寂しい…と感じる感覚に近いでしょうか。

何れも一種の消失感に起因した感情であると言えるかもしれませんが、
この「夏恋模様」の歌詞の場合、沢田知可子さんの名曲「会いたい」とは違い、
主人公(ヒロイン?)は登場する過去の想い人と死別したわけではありませんので
再会の機会を作ろうと思えば作れるかもしれない、
縫い針に太糸を通すような確率かもしれませんがあわよくば過去のすれ違いを
解消して再び恋愛関係を築ける可能性もゼロではないわけです。
(限りなくゼロに近いですが 笑)
しかし実際にそうやってよりを戻したとしても、
その時の二人の関係は過去のものとは全く違うものになるので
実質的に永久に失われたも等しい…といえるかもしれません。
そういう意味に於いてはやはりこの曲の歌詞は精神的な
「消失感」というものが一つのテーマである気がします。

自分の全ての部分を相手に依存し、まるで熱に浮かされたように何かに
夢中になれるのは青春時代の特権だとも思いますし、歌詞の中に出てくる

「たくさんした指切り、遠くには花火。思い出していました」

という部分も、二人だけの約束が永久に守られることに何の疑いも抱いていない純粋さが如実に表しているような気もします。

色々な約束は果たされなかった。様々な経験をした今の自分は、あの時のような無邪気さを失くした。
でも、だからこそ無垢で可憐であった過去の自分が羨ましくもあり、
少し妬ましくもあるのである (←何様だ、お前は (笑) 知った風な解説をしよってからに)




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YOU TUBE


水樹奈々公式YOUTUBEチャンネルより、NANA MIZUKI LIVE CIRCUSダイジェスト & ETERNAL BLAZE(NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013 in 西武ドーム)
 


AMAZON





posted by makomako972 at 21:03| CD  REVIEW | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

CD REVIEW MAIN MANU


DSC09621A.JPG



ここでは手持ちのCD約1000枚の中から
気に入っている作品をピックアップします。
ジャズ、ミュージカル、クラシックの3ジャンルに偏っていますが…。





Listening System



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FRONT : JBL 4311A
CENTER : JBL 4312B Mk2
SURROUND : JBL CONTROL-1
SURROUND B : JBL 4206

ONKYO TX-SA606X

PS3 UP Sampling 88.2Khz 
     ↓
Dolby pro logicⅡx music mode 7.1ch
Dts neo6 music mode 7.1ch




REVIEW




Elisabeth Michael Kunze & Sylvester Levay



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ウィーンオリジナルキャスト版で、
全篇ドイツ語。

僕はこのCDを聴くと間違いなく
全開で歌いだすので(日本語で)
聴く場所を選ぶ危険なCDです。

元々宝塚版から興味を持ち、後に
宙組が再演したエリザを大劇場で観て
この作品への愛は最高潮に。




ROMEO ET JULIETTE G・Presgurvic



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こちらは全編フランス語。

映像ではパリ初演、ブタペスト公演、
星組、月組の各公演を視聴済み。
かなり好きな演目です。

ギュルビックの作品ではナポレオンも
相当好きな作品なので世界中で
上演されてほしいところ。




LA LA LAND OST



650

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映画館で観て感激した一作。
洗練された物語も勿論、
音楽も素晴らしく、
劇場を出てすぐOSTを購入。

「Another Day of Sun」と
「Someone In The Crowd」の
2曲は車に乗りながら
聴いていても踊りたくなるくらい
テンションが上がります。

あと特記すべきはエマの歌唱力。上手いだけでなく、とってもキュート。
コミカルもシリアスも独特の愛嬌で歌い上げています。




RCA BESTs A Rubinstein



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好きなピアニストは?と
聞かれたら食い気味で、

ルービンシュタイン!

と答えます。
それはピアノを習い始めた小学生の頃に
彼の演奏する「英雄ポロネーズ」を
テレビで見た時から変わりません。

鍵盤の王者の名に相応しい威風堂々とした
弾き姿、年齢を感じさせないパワフルさと
深遠な人としての経験や歴史を感じさせる
繊細な演奏を両立させる天才です。

名盤が多い彼の作品集の中でも特におすすめなのが写真の両端二枚。
ベスト、ノクターン集。



Rachmaninov Piano concerto No2



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では最も好きな音楽は?
という問いにはこれがきます。
揺るぎないNO.1です。

シャインという映画で3番を知り、
ノリで2番も聴いてみて大ハマり。

実際に大阪フィル特別演奏公演に
行き、ショパンコンクール最優秀演奏賞受賞の経歴を
持つ及川浩司氏のピアノと共に聴き、更にハマる。

保有CD版はワイセンベルク&カラヤン、
スルタノフ&マキシム・ショスタコーヴィッチ





Chopin:Waltzes Ashkenazy


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私的に女流ピアニストとの
親和性が高い作品集だと
思っているのですが、
手持ちはアシュケナージ。
理由はファンだからなのですが、
とある管弦楽団の定期公演で
日本ショパン協会理事の江崎昌子さんが
演奏する7番を聴いて感動。
鍵盤を滑る指先から星屑のように
光煌めく炯然が見えるようでした。




Chopin concerto No.1 S.Bunin


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こちらも楽団の定期演奏会で
実際に聴いた一曲。

ショパンのオーケストラサウンド
というのはそれだけで凄い特別感。
でも冒頭待ちに待って出て来る
一音目の迫力を生で感じると
やはりショパンはピアノの詩人なのだ
ということを改めて実感します。

因みに最も気に入っている演奏は
このブーニン&ワルシャワオケの公演。
とにかくブーニンの指が動く動く!




Tchaikovsky:Symphony No4 Karajan



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CDで聴く分には5番の方が好み
でしたが、シンフォニーホールで
演奏されたフルオケによる
生演奏を聴いて印象が激変。

以来、冒頭のファンファーレ
だけでなく全楽章好きになり、
特に金管の壮大な音圧に
圧倒されるラスト16小節は圧巻です。

で、CDは色々と聞き比べた結果、
カラヤン盤を最も気に入って聴いています。
この録音以外にもバーンスタイン版も
時々愛聴しています。





Elegant Gypsy Al Di Meola


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タイトルのせいなのか、
将又音楽の性質のせいなのか、
このLPを聴くとオペラ「カルメン」を
思い出します(笑)

音楽性はビゼーとは大きく
違うはずなのですが…。

因みにこちらはCDではなくレコード。
後に紹介するRTFの「Romantic Warrior」
の頃から見られた彼の鬼のような技巧が
惜しみなく聴くことができる名盤です。





Duets II Tony Bennett



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長いキャリアを持つ同氏の
集大成ともいえる究極の作品。

サウンド、キャスト、アレンジ、
そしてベネット本人の歌声も含め、
全てが超一流で、異次元の完成度。

特にガガとの共演、
「The Lady is a Tramp」は
ありえないくらい聴きました。





Live In Paris Diana Jean Krall



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2002のパリ公演の模様を
収録したもので、非常に繊細かつ
クリエイティブなサウンドが特徴。
ピアノをはじめとした各ソロの時間も
ふんだんに設けられ、楽器が生み出す
音楽の素晴らしさを痛感します。

ピアノの音が恐ろしいほど高解像で、
セットリストも世界的に有名なものばかり。
以前紹介した「Chris Botti In Boston」と
かなり被っているのでそちらを好きな人のなかで、
本作を未聴の方は是非一聴ください。




Come Away with Me Norah Jones



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泣く子も黙るノラの処女作。
残響音を長く残せるエレキの
特性を生かしてストリングスの
ような豊かなインストを作るなど、
細々なアイデアが散見される作品で、
弾き語りアーティスト独特の
ピアノとの親和性の高いブルージーな
歌唱と合わさる渋い一作でもあります。

もう一台、楽器にバリエーション
(クラリ、ビブラフォンなど)があれば
私的にもっと聴きごたえがあるのですが、
まあ僕なんかが文句をつけられないほどの名盤中の名盤です。




Take Love Easy Sophie Milman



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カナダ出身の著名な女性シンガー。
track5の「Day In, Day Out」は
特に凄くミュートトランペットの
ソロからスタートするイントロを聴くと

「ああ、またこのパターンですか…」

と侮りがちですが、ウッペのアルペジオ、
鋭いハイハットの音色に、アルトサックスの
縦横無尽なソロと最後まで聞きどころ満載。
そしてその全てがミルマンのハスキーな歌声で
統御され、実に調和に満ちたジャズになってます。



Wanting Gabriela Anders




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アルゼンチン出身の美女シンガー。
SADEとの関連性みたいなものを
しばしば取り上げられる人で、
後述する「Diamond Life」のような
音楽性が好きという人には、
必ず気に入る一作だと思います。

国外盤を輸入すると不正CDを
掴まされる…という奇矯な事例が
多発している曰くつきのCDで、
既に廃版となった国内正規盤を
探しに探し、高額を支払い入手。




Night Sessions Chris Botti


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ペッターの作品で
ここまで熱中したのは
マイルスの「Kind of Blue」くらい。
更に彼を知ったのは有名な
「in Boston」の模様をYouTubeで
見たのがきっかけとペットに
関しては何もかも定番づくし。

インストだけでなくオンボーカルの音も
ジャズの形式から外れたアイデアが沢山あり、興味深いです。
私的に彼の音はミュートを付けるより
素通しの音の方が好みだったりします。



a girl meets BossaNova 2 OLIVIA



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レゾリューションサウンド、
ハイビット深度対応のHDチップセットを
入れたPCの記事で使用した一枚。

シンガポール出身の女性歌手、
オリビア・オンの四枚目のアルバムで、
私的に最高峰の完成度を
もつカバーアルバムだと感じています。

収録は24bitプロセッシングのHDCDで、
往年のボッサの名曲を美しい
ウィスパーボイスで歌い上げており、
少し聴くだけで高い芸術レベルにある
ボーカリストであることが解ります。




Heavy Weather Weather Report



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YAMAHA NS10mmで取り上げたLP。
CDも所有していますが、LP盤のほうが
高いデフィニションレベルなので、
主にそちらを使用しています。

聴き所はジャコのベース…ということに
なるので、BASSアッテネータの調整時、
2.1ch構成、或はアンプにインストール
される音場マトリクスプログラム使用時の
LFE用リファレンスディスクとして使用。

音楽としての品質も一級で、最近ではマーカスミラーが
演奏した「Teen Town」 と 「Havona」も印象的。






Diamond Life SADE



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米グラミー賞最優秀新人賞を受賞した
世界的バンドの1stアルバムで、
JBL 4312B Mk2の記事
でも取り上げた作品です。

好きなアルバムを5枚選べ!と
いわれるとこれは確実に入ってきます。
特にアルトSが良く鳴っているtrack2
「your love is king」が好み。

SADEの艶やかな世界観によって作品全体が支配され、
ただCDを再生するだけで、場所を選ばす彼女のもつ独特の
雰囲気を作り出せる、という魔法のような作品。






Sings Disney May J.



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珍しい国内もの。
といっても曲は全て外国産で、
MayJさんも4か国語ペラペラの
ハーフなためか、全編英語の
disc2のサウンドは世界レベル。

ディズニー音楽はコンサートに
行くくらい好きなのですが、
この作品は最強のセットリストに加え、
MayJさんの抜群の歌唱力で統御された
本当に素晴らしい一作。




dolce  Nao Matsushita



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国内の音楽はミュージカルを
除いて殆んど聴かないのですが、
松下さんの音楽は
自由で洗練されていて好きです。

実際にアニバーサリーイヤーコンサート
のファイナルに行って生で聴きましたが
素晴らしい構成とピアノの技巧で、
本当に至福のひと時でした。

因みにアルバムではこのdolceが
私的にお気に入りの一作。




The Collections Shakatak



Shakatak

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フュージョン系の中でも
DD Pro Logic2xやDts neo 6などの
マトリクスと相性が良いグループ。
シンセの音に呼応する
奥行きのある音響効果で示される
コーラスなど、多様な魅力をもつ芸術作。
ベスト盤の数がやたらと多く、
大体のセットリストは同じでハイビット深度や
リマスタリングの差異もないようですが
どうせ買うなら超有名ドコロである
「Invitations」 と 「Night Birds」
の二曲は外せません。  
特にこの「The Collection」の「Invitations」 は、
終盤サビで入るシンセサイザーが、
最高に気持ちいいので気に入っている一枚。




Romantic Warrior RTF



Shakatak

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ディメオラのエレガントジプシーを
狂ったように聴いていた時期に知った一枚。

LP盤は未所有でこのCDのみの視聴ですが、
演奏レベルの高さ、何よりリズムの
比類なき正確さが際立った一作です。
しかしエレクトリックサウンドが
打ち込みで自在に行える現代では、
意外と冷静に聴けてしまうという事情が
あるので、ジャズの枠に収まらない
プログレッシブロックのサウンドが、
作品の際立ったアイデンティティとして
生き続ける傑作と言えるかもしれません。

通常版の音質は並で、高解像度音質を
希望の場合はSMEのBlu-Spec版が鉄板です。





Believe Orianthi



Shakatak

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本作より寧ろ「Heaven in This Hell」
のブルージーさが衝撃で、

「これが本性だったのか!」

と感じ、同時に彼女が
発売時に広報的に言っていた
「コマーシャル的なレコード」という
「Believe」のコンセプトは意図して
画策されたものであり、彼女が大衆に飼いならされた
上皮的な芸術家ではないことを強く印象づけました。

本作は確かに"売れ線曲集"ですが、
ディストーションを充分に効かせたギターの渋い鳴りや
ヴァイとの共演などディープな作り健在。





Fahrenheit & THE SEVENTH ONE TOTO



Shakatak

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頻繁にメンバーが変わる外国のバンドは
その都度、異なる音楽性を帯びることがあり、
totoも例外なく、作品ごとに変化します。
中でも私的に気に入っているのが
J・ウィリアムズのボーカルを中心としたこの二作。

幅広い音楽を自在に操るバンドは、
アルバム制作となるとその豊かなバラエティ性と
引き換えに、バンドとしての一貫性や個性が
損なわれるケースが多々ありますが、
この頃のTOTOはジョセフのボーカルという
楔によって作品全体の方向性が明確に
定義されているのが気に入っているポイントです。




FOLLOW ME KIMIKO ITO



FOLLOW ME

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伊藤君子さんは、ジャズワールド紙主催の
日本ジャズヴォーカル賞の大賞などを
受賞なされているキャリアの長いシンガーですが、
この曲は彼女の代表的な曲の一つです。

僕自身の印象では、手持ち900枚あまりの
CD群においてもトップクラスの録音品質で、
リファレンスディスクとしての
用途が大半となっています。
機材の入れ換え、ケーブルのリプレイスなどを
行った際は、様々なジャンルのCDを再生して
変化を探りますが、このCDから出る音が
最も顕著に変化が現れる場合が多いです。





LOVE IS THE MESSAGE MISIA



LOVE IS THE MESSAGE

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J-R&Bの最高レベルに
位置する一作だと思っています。

サウンドのS/N感が極めて良好で、
よくあるR&B独特の激しい
ズンドコ低音はあまり使わず、
シャープで切れ味の良い
ベースサウンドを各所に
挿入することでリズムを
高精度で統御しています。

特に彼女の絶大な歌唱力を限界まで解放した
トラック11「ONE!」の完成度は驚異的。



A  Ayumi Hamasaki



Shakatak

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バラしてシングルで売れば、
全てミリオン相当のセールスを
出すことができる4曲をマキシで
リリースするという奇抜な
販売戦略で稀有な成功を収めた作品。

「自立した人格像」を主たる
テーマとして、自らの恋愛観や人生観を、
万人に理解できる言葉で提示する技術の高さには
瞠目すべき魅力があります。

でも私的に最も好きな曲は右のSURREAL。



La traviata ミラノ・スカラ座 (2007)



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ゲオルギューによる一作で
オペラ椿姫のBDはこれが筆頭です。
DTS MA 7.1ch収録で
広空間サラウンドを意識した
秀逸な音響デザインが特徴。
更に嬉しい日本語字幕付き。

兎に角、収録音のレベルが極めて高く、
一幕のアリアを聴くだけで
仰け反りそうなほどの迫力です。






JBLの4311AManhattan Jazz Quintet×3
JBL 4311A








ONKYOのSL-10La Campanella Fuzjko Hemming +α



YAMAHAのNS-10MM

Classic CDs













posted by makomako972 at 03:02| CD  REVIEW | 更新情報をチェックする


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